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笠間昔話

伊勢屋旅館

~先見の明で宍戸から友部へ移住して開業~

建て替え直前(昭和30年頃)に撮影された伊勢屋旅館。当時は民家のような木造二階建ての宿でした。建築資材が前に置かれ、窓や扉はすでに取り外されているのが分かります。

 JR 常磐線・友部駅前にある伊勢屋旅館。昭和50年代はゴルフ客で繁盛、現在は主に工事関係者に多く利用されています。その歴史は古く、明治時代に常磐線・友部駅の開業に合わせて現在の地で旅館業を開始しました。明治22 年に水戸線が開通。宍戸駅(笠間市大田町)周辺の商店街が繁盛を極めていた頃の明治28 年2 月に待望の常磐線が着工。明治29年12月に友部駅が開業しました。

 

 当時の友部駅前は原野の状態でしたが、先見の明を持った何人かが宍戸から友部駅前へ移住してきました。そのひとりが伊勢屋旅館の初代・荒川万太郎氏でした。万太郎氏は旅館業のほかに繭の買い付けや材木商なども手掛け、友部町(現在は笠間市)の発展に大きく寄与しました。


参考文献/友部町百年史
 (昭和46年1月1日発行、友部町役場・友部町商工会)

現在(平成28年)の伊勢屋旅館。

開業当時に建てられた土蔵が残されています。

置かれる調度品が宿の歴史を感じさせてくれます。

JR友部駅が目の前という絶好の立地にあります。

情報・写真提供:笠間ファン倶楽部通信

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