季節の被写界深度が浅くなってはいるものの、暦にはしっかりと残っています。

嗜好品が虐げられる昨今ですが、秋までつづくらしい暖かすぎる日々に、たまには余白を楽しむように、暑いながらも秋を、冬のかけらをさがしに森の公園にいらしてください。

ということで10月から12月、ワークショップや雑貨やあれこれ、いろとりどりな人やもの・ことがお待ちしています。

「ボタニカルライフ」（第4回）

開催場所は土地柄陶芸作家さんが多くいらっしゃいます。

その作品たちと樹木や苔、花や多肉類などが一緒にならび、それぞれを同じ場所で選び、持ち帰る。次の回では連れ帰った植物の近況や、また別の品種を相談したり。

もののやりとりのあとも、永くそんな機会を作れたらと考えました。加えて事情から育てる環境がない方にも、植物をテーマにしたクラフトを手にしていただき、同じように何度も通っていただく場所になればと思います。

本企画は’20年春から開催していた”ちいさなマルシェめでる 植物だいすき”からの流れを組むものです。ともすればかさかさとしてしまいそうなコロナ禍中、いろいろなこと、もの、人をめでる機会になれば、そんなコンセプトも引き継いでおります。

あわせて前回より、県内を中心に活動するマチカドサックスアンサンブルの協力で、クラシカルな演奏を楽しんでいただいております。