こんにちは、まいぷれ笠間編集室です。
　【今週の笠間情報】は「笠間の悪態まつり」についての話題です。
　みなさんは日本3大奇祭とも言われる「笠間の悪態まつり」をご存知でしょうか？
　毎年12月に日本三大火防神社の一つとされる愛宕神社の北側にある飯綱神社（いいつなじんじゃ）にて催される悪態まつりは、白装束で天狗の格好をした13人が、16ヶ所の祠へお供え物をして回ります。
　面白いのはこのとき、参拝者たちが「ばかやろう！」とか「ごじゃっぺ！」とか悪態をつきながらお供物を奪い合って大騒ぎになるというところです。
　お供え物を持ち帰ると、「無病息災」・「家内安全」・「五穀豊穣」などのご利益があるので、悪態を付きながらというと怖い祭りに思われますが、
・神官が拝み終わる前に供え物を奪い取ろうとする等の行為は絶対にやめましょう！
・掟破り行為とみなされ天狗から青竹で阻止されケガをする場合がありますので注意してください。
・個人的な名称・名前を出しての誹謗中傷はやめましょう。
　などのルールが有り、明るく和気あいあいとしたお祭りです。
悪態まつりの様子を動画でご覧いただけます（笠間チャンネルのサイトへ）

　それでも悪態が神社内にこだまするこの「悪態まつり」は、ストレス解消にもよく、全国的にも珍しい奇祭と言えるので、笠間の年末の名物にもなっています。
　今年は新型コロナウィルスの影響で、関係者による神事のみ行うことになりますが、笠間の楽しい名物として、来年こそぜひとも開催されてほしいお祭りですね！