ふるさと納税で日本を元気に!~笠間市~
採れたての新鮮なマイタケを笠間からお届けします!
飯村きのこ園の笠間まいたけ
笠間市の飯村きのこ園では、無農薬のブロック栽培にこだわり、食感が良く、軸がしっかりした、香り豊かなマイタケを栽培しています。健康に良く、安心して食べられるよう、農薬を使わないことはもちろん、検査済みの良質なおがくずを菌床ブロックに使用しています。
この採れたての新鮮なマイタケをたっぷり1kg以上、ふるさと納税の返礼品として全国にお届けします。独特な食感と風味を味わってみてください!
箱に詰めた大きなマイタケ 2株入っています
一般的にマイタケは、天ぷらや鍋にして食べると美味しいですが、他にもおすすめの食べ方を伺いました。飯村きのこ園でよく食べているマイタケ料理は、濃い目の麺つゆで炒めたもの。マイタケが佃煮のような感じになって、冷めても、毎日食べても美味しいそうです。また、シイタケのようにバーベキューや鉄板焼きにすると、味も香りも際立ちます。
美味しいマイタケの選び方は、傘と軸を見ること。ひらひらとした傘に厚みがあって、軸がしっかりしているものが良いマイタケです。保存する場合は、新聞紙に包んで冷蔵庫に入れるのが一番のようです。凍らせたり、乾燥してしまうと成分が壊れてしまうので注意しましょう。保存場所にもよりますが、通常は4~5日くらいがマイタケの賞味期限と考えてください。
収穫したての新鮮なマイタケ
マイタケの栽培方法は、瓶栽培とブロック栽培に分かれるそうです。瓶栽培は機械化に向き、生産コストも安くなりますが、飯村きのこ園では美味しいマイタケを作るためにブロック栽培を行っています。その方が傘の部分が厚く、軸のしっかりしたマイタケが作れるからです。ブロック作りから収穫まで2ヶ月、マイタケの栽培工程を追ってみましょう。
栄養剤を混ぜたオガクズを大きな機械で作っている様子
まずは、おがをミキサーに入れておがくずを作り、それに栄養体や水を入れて水分調整をし、ビニール袋に入れてブロック状にします。
菌床のもとになるオガクズ
朝の8時半から作業が始まって、10時に菌床となるブロック作りが終わります。ブロック1個の大きさは2.5kgくらい、毎日700~750個ぐらい作るそうです。
オガクズを入れる袋を一つ一つ丁寧に機械にセッティングします
ビニール袋のブロックを殺菌窯に入れて、蒸すような感じで、10時から17時まで7時間ほど殺菌します。
熱くなったブロックを接種室に入れて、一晩クーラーを使って冷まします。80度近い温度のものを翌朝までに30度以下まで下げます。
できたての菌床
冷ましたブロックにマイタケの菌を植え付けていきます。接種は翌朝の8時半から12時くらいまで、3人がかりで行うそうです。
菌床に菌を植えている様子。ビニールで区切られた部屋には作業員しか入れません
こうしてできたブロックを培養室に運び、40~45日間置きます。室内の温度は通年23~4度に設定してあるそうです。
菌を植えた菌床を培養室に移動させます
その後、ブロックを発生室に移し、15~20日後に収穫します。発生室は通年17度に設定。これはきのこが旬を迎える秋頃の温度だそうです。
収穫している様子
マイタケの栽培はとてもデリケートで、温度、湿度、炭酸ガスの濃度に細かく気を配りながら、収穫までしっかり見届けます。ここまででトータル2ヶ月間、採れたてをその日のうちに出荷します!
採れたてのマイタケをその日のうちに出荷するので新鮮!
笠間の地で美味しいきのこ作りを家族二代で行う、飯村きのこ園の飯村慶一(いいむらけいいち)さんにお話を伺いました。
きのこ作りを始めたのは平成元年からです。もともとは養豚業をやっていましたが、伝染病が発生したため廃業に。その代わりに施設を使った効率的な農業をやろうと思い、きのこ栽培を始めました。最初はヒラタケというきのこを作りましたが、単価の変動が激しいためシイタケに切り替え、さらに当時単価の高かったマイタケの栽培にも着手しました。現在はマイタケやシイタケのほか、ナメコやキクラゲも作っています。
飯村きのこ園では、親子二代でキノコを作っています
おかげさまできのこ作りの経営も安定し、この先は娘夫婦が後を継いでくれることになりました。古くなってきた施設を少しずつ直して、品質を守りながら次の世代のために業務の拡大を考えています。マイタケは健康や美容にもいいと言われてちょっとしたブームになり、ありがたいことにうちでも身体の調子の悪い方が継続的に買ってくれています。ふるさと納税の方でも、健康に良い笠間のマイタケを知ってもらって、ぜひ美味しく食べてほしいです。
代表の飯村慶一さん