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ふるさと納税で日本を元気に!~笠間市~

【佐白山のとうふ屋】 特選詰め合せセットほか

茨城県の在来種の大豆「たのくろ豆」を使って作った絶品の豆腐です!

提供:笠間市ふるさと納税

佐白山のざるとうふ

濃厚でなめらかなのど越しが、他の豆腐と一味違います。

 

笠間市の佐白山のとうふ屋は、茨城県の在来種である大豆「たのくろ豆」を使い、にがりや水にもこだわった美味しい豆腐を作っています。大豆本来の風味や甘味が濃く、通常の大豆よりたんぱく質が少ない「たのくろ豆」を使用した豆腐は、濃厚でなめらかなのど越しが評判を呼んでいます。

 

一番人気のざるとうふ、柔らかめに仕上げたもめんとうふ、生ゆばや納豆、豆腐ドーナツなど、バラエティに富んだ豆腐商品のセットや、とろけて美味しい湯豆腐セットを、ふるさと納税の返礼品として発送しています。

 

※本州エリア限定の特典です。

【佐白山のとうふ屋】 特選詰め合せセット

やっぱり美味しい、冷ややっこ、湯豆腐。おすすめの食べ方も。

 

豆腐はなめらかで柔らかい方が大豆の味がよくわかるそうです。佐白山のとうふ屋では、舌に乗せたときに、なめらかな食感と風味がわかるように、柔らかめの豆腐を作っています。

 

美味しい食べ方としては、やっぱり、夏場は冷ややっこ、冬場は湯豆腐が一番。店長が好きな食べ方は、豆腐をサイコロ状に切って器に入れ、出汁を入れて上から魚粉をかけて、レンジでチンした後にラー油をかけたもの。寒い冬場は最高なので、ぜひ試してほしいとのことです。

 

豆腐にかけるお醤油は、出汁の入っているものがおすすめで、佐白山のとうふ屋でも昆布やかつおの出汁醤油を販売しているそうです。湯豆腐にはポン酢もよく合います。

佐白山の木綿とうふ

「たのくろ豆」を使った豆腐が出来るまで。

 

佐白山のとうふ屋では、朝5時30分から豆腐作りが始まります。大豆は茨城県の在来種「たのくろ豆」を使用、水は佐白山の良質で美味しい伏流水、にがりも天然の国産にがりにこだわっています。

 

「たのくろ豆」は、田んぼのあぜ道で作られてきた、品種改良のされていない茨城県の在来種です。一般的に豆腐作りには、大量生産が可能な品種改良された大豆が使われていますが、在来種の「たのくろ豆」は大豆の風味や甘味が濃いため、より美味しい豆腐が出来上がるのです。大豆のなる幹の位置が低く、栽培が難しい品種ですが、佐白山のとうふ屋は美味しい豆腐のため、県内の4件の農家さんにこれを頼んで作ってもらっています。

 

この「たのくろ豆」を大釜に入れて大豆汁(ご)を作り、豆乳とおからに分けます。豆乳ににがりを加えて攪拌し(よせる)、固まったものが豆腐になります。手作業でやるこの工程は、温度の調整など全て気の抜けない作業です。こうして「たのくろ豆」を使った美味しい豆腐が完成します。

とうふに使用する大豆

「たのくろ豆」の豆腐を作ったきっかけは、東日本大震災でした。

 

笠間市佐白山の麓の風土を活かした豆腐作りを行う、佐白山のとうふ屋・店長の河原井信之(かわらいのぶゆき)さんにお話を伺いました。

 

うちは平成16年に父と母の二人で始めた手作り豆腐のお店です。すぐに豆腐が評判になって忙しくなり、お店が回らなくなってきたので、私が加わることになりました。ちなみに私の前職は建築業だったので、お店の設計も担当していましたが、まさか自分が豆腐屋になるとは思ってもいませんでした。豆腐作りは父から教わり、朝早いのも、水が冷たいのも苦労とは思わないので、今では当たり前のように豆腐作りが好きなんでしょうね。

佐白山のとうふ屋 お店の外観

うちが「たのくろ豆」を使って豆腐を作り出したのは、東日本大震災がきっかけです。震災後、茨城県は風評被害にあって、お客さんは来ないし、商品は売れないしという状況が続いて、「茨城県を誇れる豆腐を作ってほしい」という依頼が来ました。茨城県の在来種の大豆を使って豆腐ができたら、それに応えられると思い、見つけ出したのが「たのくろ豆」です。それまで使っていた大豆と香りや風味が全然違い、美味しい豆腐を作るため試行錯誤をして商品化に至りました。

 

おかげさまで「たのくろ豆」を使った豆腐は評判になって、今では若い女性や観光客にもうちの店に来てもらえるようになりました。豆腐というのは40代くらいから美味しさがわかるようなもので、20代で豆腐を買うという人は少ないでしょう。だから、若い世代からお年寄りまでみんなが来るようなお店にしたいと思い、豆腐のソフトクリームやドーナツなどのアイテムも増やしていきました。

 

そういった効果で、初めてうちの店に若いカップルがデートで来たときは「よっしゃ」と思ったものです。ありがたいことに、今ではそれが当たり前の光景になっています。これからも“茨城の茨城たる豆腐”を作り続け、たくさんのみなさんに喜んでもらえたら嬉しいです。

絶品の湯葉

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