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ふるさと納税で日本を元気に!~笠間市~

【伊藤農園】伊藤農園の自然薯2本(約1.5kg) ほか

安心・安全な土づくりにこだわって大切に育てた自慢のやまのいも

提供:笠間市ふるさと納税

伊藤農園の自然薯

笠間日草場で育てた、栄養満点・風味豊かな自然薯です!

 

自然薯は日本原産の野生種の山芋のことをいいます。山芋はたくさんの種類がありますが、その中でも自然薯は唯一日本国産品種です。生産地は笠間日草場地域。その地名のごとく太陽がさんさんと照らし、草木が生い茂る草刈り場です。昔ながらの自然が多く残る環境を活かし、伊藤農園では美味しい自然薯の栽培をしています。自然薯は非常に粘りが強くもっちりとしているのが特徴。すりおろして食べたり、食感を活かして様々な調理法が楽しめます。

風味豊かな笠間の自然薯をふるさと納税の返礼品として全国にお届けしています。ぜひ一度味わってみてください!

自然薯は栄養たっぷり、風味豊かで粘りが強い山芋です。

粘りの強さを楽しめる絶品のとろろご飯、とろろ汁やお好み焼きも!

 

伊藤農園の自然薯の一押しの食べ方は、とろろご飯!
自然薯は、皮ごとすりおろしたほうが風味が増して美味しくいただけます。はじめに水で土を洗い流したら、ひげの部分をバーナーやライターなどで焼き、手でさすって落とします。
すりおろす方法は、すり鉢を使うのも良いですが、スピードカッター(フードプロセッサー)を使うのがおススメ。しっかりすりおろしたら、スピードカッターの刃を替え、めんつゆを加えて混ぜます。次に卵黄、しょう油を加え充分混ぜ合わせたら、すり胡麻とあさつきの小口切りをかけて出来上がりです。温かい炊きたてご飯にたっぷりかけてどうぞ!

とろろ汁は、関東では主にしょうゆベースの出汁ですりおろした自然薯をのばしますが、味噌出汁でのばすのもまた違って美味。お好みであたたかくても冷たくしても良いそうです。


自然薯のお好み焼きも試してみてください。自然薯をすりおろし、お好み焼きの具材を入れて作ります。好みもありますが、肉よりもベーコンのほうが自然薯には合うのだとか。すりおろした自然薯だけではもっちりしすぎるので、出汁を適量入れのばして具材と和えてください。お好み焼きと同様に、ホットプレートなどで焼いて完成です。

自然薯は、グラタンや春巻きの具にしても美味しい!

茨城県エコファーマー認定 良い土が良い自然薯を育てます

 

伊藤農園は、茨城県エコファーマー認定制度の県北941号に認定されています。エコファーマーとは、土作り、化学肥料・農薬の低減を一体的に行う生産方式(持続性の高い農業生産方式)を目指す農業者のことを指します。

 

伊藤農園で使う堆肥は、日草場地区の畜産農家の牛糞で作った完熟堆肥。完成した堆肥は土のいい香りがします。有機肥料をたっぷりと使用し、化学肥料は使用しません。地域で出た糞尿を地域の畑に戻すこともこれからの農業や環境保全には必要なことだと考えています。そして「食物は土が育てる」を信条に、健康的な土づくりを目指しています。

元気な土づくりのため、自然薯畑の土は土壌分析をしています。

最適な環境で愛情をかけて育てているから美味しくなる

 

安心・安全を目指す土で育てられる伊藤農園の自然薯。春から自然薯が育つ過程を見ていきましょう。

 

種づくり

最初に種芋の準備をします。種用の自然薯は前年度収穫したものを2℃の大型冷蔵庫で保管をし、成長を止めておきます。種芋の重さは60~70g。目分量で切りそろえていますが、重さはどれも均一です。これを箱に入れて砂をかけ床入れ完了、芽出しを待ちます。

芽出しをするための自然薯のタネ。均一な大きさに切りそろえておきます。

床づくり

5月中に自然薯づくりで一番大変な床づくりをします。山砂と堆肥を入れた畑に木枠の溝をつくり、種芋の育ちやすい環境を整えます。山砂は日立市にある採取場などから購入。地下2m以上の砂を掘り起こしたもので雑菌が少なく水はけも良く、自然薯を育てるのに最適なものを使用しています。

土の中で縦に長く伸びる自然薯ですが、収穫しやすいよう溝を作り植えます。

さらさらしている山砂。収穫時もエアで砂を落とすことで綺麗に収穫できます。

植え付け

5月末に芽が出たら6月にかけて種芋の植え付けをします。溝には厚みのあるビニールシートを敷き、斜めに重なるように植えます。こうすることでまっすぐに育つのです。植えたら土が乾かないようわらをかけて水分の調整をし、山に近い環境を作ります。

 

消毒、虫よけ

少し伸びてきた自然薯のツルをネットに絡めると、数日で元気に伸びて葉を茂らせます。7月になると葉が多くなり、虫との戦いが始まります。葉が虫に食べられてしまうと自然薯が育たなくなるため、地道に退治していくしかありません。

8月の様子 葉の緑が濃くなりすくすく成長しています。

自然薯は花につく種と地中の芋の他に、むかごを蒔いても育ちます。自然のままでは芋の形状がゆがんでしまうため、人工的に栽培する場合には波板を利用して真っ直ぐで形の良い芋に育てます。

この「むかご」を蒔いても自然薯は育ちます。
過酷な山の中で子孫を残すための知恵なんです。

収穫

11月から2月にかけて収穫をします。自然薯を傷つけないように慎重に回りの土をどけて掘り出します。種芋は畑に置いておき冬を越します。

傷つかないように、丁寧に収穫をします。

子供の頃から好きだった自然薯を、いつか自分で作ってみたかった

 

伊藤農園で自然薯づくりに取り組む伊藤孝洋(いとうたかひろ)さんにお話を伺いました。


自然薯を作り始めたのは平成9年から。もともとは酪農業をしていて、7年前までは並行して行っていました。私は子どもの頃からとにかく山芋が好きで、当時山に入っては採っていたほど。いつか自分でも栽培ができないだろうかと思っていたところ、北茨城の方で栽培しているという話を聞き、指導してもらって始めることになりました。自然薯を作り始めて約20年、今では自信をもっておすすめできる自然薯が栽培できるようになりました。

 

自然薯は漢方として昔から珍重されてきました。栄養価が高く滋養の食としても知られています。自然が多く残る笠間の里山で作った自然薯は、風味が豊かで、和食だけでなく洋食や中華にも合います。色々な食べ方を試してみてください。そして笠間に来られた際には、ぜひ伊藤農園にもお立ち寄りくださいね。

伊藤農園 伊藤孝洋さん

伊藤農園の自然薯の返礼品はこちら

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